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子宮内フローラ検査について

投稿日時:2022/01/17

皆様こんにちは!

1月も半ばを過ぎ、後半戦に突入しました!

あっという間に1日1日が過ぎていきますね。。。

 

今日は子宮内フローラ検査についてお伝えします☆

 

子宮内フローラ(子宮内細菌叢)とは・・・
生殖器内は外気に触れる皮膚と同じように、様々な細菌が共存したフローラ(細菌の集合体)を作っています。
膣内に存在する善玉菌(ラクトバチルス属)は、他の菌やウイルスが増殖できない環境を作ることで、胎児を感染症から守る役割をしていることが知られています!

これまでは、受精卵のベッドである子宮内は無菌だと考えられていましたが、実は腟内と同様に子宮内にも細菌が存在することが発見されました。子宮内の状態が乱れてしまうと、着床、妊娠しない、また妊娠しても流産や早産の原因となる可能性があると考えられています。

 

検査時期
月経7日目~24日目で行いますが、月経12,13日目が最も適しています。
検査方法
子宮内膜液(子宮内腔の貯留液)を採取します。検査実施は1~2分程度です。

 

注意事項
・検査を実施する周期は、性交渉を行っても問題ありません。
・検査当日はシャワー浴のみ可能です。入浴や性交渉は控えてください。
・検査当日より1日間抗生物質を内服します。
・検査後少量出血することがありますので、ナプキンをご用意ください。
・子宮内膜液の採取が難しく、検体量が不足等により再検査を要する場合があります。

 

検査ができない方
・妊娠中
・子宮内感染症
・膣炎
・骨盤炎症性病
・凝血異常(バイアスピリン、抗凝固剤等内服中の方も含む)
・検査時に不正出血がある場合

 

※医師が検査困難と判断した場合、検査中止となることもございます。ご了承ください。

 

費用:50000円(税込)+ 抗生剤は別途費用660円(税込)
※菌が検出されなかった場合や、子宮内膜液の量が少なく検体量が不足の場合は、検査費用は無料になります。
抗生物質の費用のみいただいております。

 

 

移植をしてもなかなか着床に至らない方などは、この子宮内フローラ検査を実施し、子宮内の環境を知る一つの手がかりにしていただければと思います!!

 

検査ご希望の方は医師、またはスタッフまでお声掛けください♪

 

 

陣内ウィメンズクリニック

-妊活をサポートするIVF専門クリニック-

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