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Q1:精子の状態を良くするために日常生活で気を付けることはありますか?

A:禁煙しましょう

喫煙は生殖機能にマイナスの影響しか与えません。精子形成に異常を及ぼし、精子の運動性を低下させ、奇形精子を増加させます。ヘビースモーカーでは非喫煙者より精子濃度は19%低下するとの報告があります。勃起障害の原因にもなります。受動喫煙によりパートナーへも悪影響を及ぼします。

A:ブリーフよりもトランクス

ボクサータイプなどのタイトな下着は体温がこもり、精巣の温度も上昇しやすくなります。通気性のよいトランクスがお勧めです。

A:飲酒は適量に

二日酔いになるほどの過度な飲酒は、精子形成にマイナスの影響を及ぼします。

A:長風呂、長サウナは控えましょう

精巣付近の温度が高いと、精巣の機能が衰えてしまうので、あまりにも長い入浴、サウナは要注意です。

A:自転車、バイクに乗りすぎない

サドル部分による会陰部の圧迫やトレーニングウェアによる体温上昇などにより、ED(勃起不全)の原因となることや精子数の減少といった影響を及ぼすと言われています。

A:規則正しい生活を

生活にしっかりリズムを作ることが、精子形成にもプラスの影響となります。食事、運動、睡眠にも気を配りましょう。

A:膝上でPCを使わない

ノートPCを膝の上に乗せて使用すると、PCの発する熱が下半身に伝わり、精巣の温度が上昇してしまうと言われています。

A:禁欲しすぎない

精子は常に生産されているので、射精を多く繰り返すことで精子の量が減る、ということはありません。逆に禁欲期間が長すぎると精子の運動率が低下するうえ、精子のDNA損傷率も高くなる傾向があります。禁欲期間は1日あれば良いという報告もあります。

また、よく用いられる漢方についてもご紹介します。

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の働きを活発化させ、肉体疲労や虚弱体質を改善します。精子の運動率を上げる効果が期待されます。

・八味地黄丸(はちみじおうがん)

足腰や泌尿生殖器など下半身の機能を補い、生殖機能や排尿機能の働きを高めます。精子無力症に対する効果が期待されます。

・六味地黄丸(ろくみじおうがん)

足腰や泌尿生殖器など下半身の機能を補い、生殖機能や排尿機能の働きを高めます。勃起不全(ED)や性欲減退に効果が期待されます。

漢方薬の原料は自然の生薬なので、一般的な西洋薬に比べて体への負担が少ないことがメリットです。しかし西洋薬のように特効性は期待できず、あくまで体質改善が基本となるため、効果がみられるまで長期間かかる場合があります。また、その効果が保障されているわけではありません。

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