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2022年の培養成績(人工授精について)

投稿日時:2023/08/01

こんにちは、培養室です。

今回は2022年の培養成績から人工授精(IUI)についてご報告いたします。

2022年では不妊治療の保険適用の開始の影響からなのか、2021年よりもIUIの実施件数が

大きく増えていました。また、妊娠率は以下の通りです。

 

2021年・・・584

2022年・・・828

 

妊娠率(40歳未満)

2022年:6.6%

 

〇妊娠症例におけるIUI実施回数(2022年)

1回…54%  2回…17%  3回…20%  4回…7%  5回…2

 

IUIによって妊娠した方の90%以上は3回目までに妊娠に至っていることが分かります。

そのため、当院ではIUI3回を目安にART(体外受精・顕微授精)へのステップアップを
お勧めしております。

 

また、ARTにステップアップした40歳未満の方で凍結融解胚移植を行った65.4%が
1回目の胚移植で妊娠されていました。

 

精液所見やその他の検査に異常がなくても、早めにステップアップをすることも選択肢として
お考えください。

 

陣内ウィメンズクリニック

-妊活をサポートするIVF専門クリニック-

東京都世田谷区奥沢5-40-5

自由が丘JWCビル

TEL 03-3722-2255

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