投稿日時:2021/04/16
皆さまこんにちは♪
桜も散り、あっという間に4月も後半に突入しました!
月日が流れるのはとても早いですね。。。
さて、今回は2021年2月28日から開催された日本生殖心理学会・学術集会にて講演された「男性不妊治療患者の睡眠に関する検討」という演題についてご紹介したいと思います。
2019年5月~2019年6月に男性不妊外来を受診した患者にアンケート(「ピッツバーグ質問票(PSQI日本版)、及び「睡眠に影響する因子(高年齢・アルコール摂取・喫煙・就寝前のPC・足の冷え・夜勤有の仕事))を実施。
アンケートは187名から回収
回収率 89.0%
平均年齢 36.5歳
睡眠障害の程度 睡眠障害なし 76.5%
軽度睡眠障害 21.4%
高度睡眠障害 2.1%
平均睡眠時間 7時間が最多
6時間以内 51.9%
<結果>
睡眠6-7時間の睡眠時間が精液量・精子運動指数に最も良いという結果が得られた。
睡眠障害と精子濃度、精子運動率との関連は確認できなかった。
PSQI評価と各因子の関連解析結果において「喫煙有」のみで有意差が認められたため、禁煙指導の必要性が改めて認識された。
上記の結果のように、睡眠は人間が健やかに生活するために必要なだけでなく、妊活にも多少なりとも関わってくることがわかりました。
規則正しい生活は現代の様々な生活様式では難しいこともあるかもしれませんが、出来る限り適度な睡眠時間をとって妊活に生かしていただければと思います。
また、治療についてお悩みや不安がある方がいらっしゃいましたら、生殖医療相談士の妊活相談室を不定期で行っておりますので、そちらも是非ご活用ください♪
今後も皆様の妊活をサポートしていけるよう努めてまいります!!
陣内ウィメンズクリニック
-妊活をサポートするIVF専門クリニック-
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