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PGD(着床前診断)後の子供は?

投稿日時:2019/07/23

こんにちは🦔

梅雨ももうじきあけそうですね🌈
暑くなりすぎないといいのですが

 

さて、英語の論文を紹介したいと思います🧸

本日は最近話題になりつつあるPGDについてです🦒

PGDとは、着床前遺伝子診断のことで体外受精してできた胚を検査し、

染色体が正常な胚だけを子宮内に移植することで流産を防ぐ治療法になります🦄
ご夫婦どちらかの染色体構造異常または遺伝子疾患が原因での習慣性流産に対し、

日本産科婦人科学会の倫理委員会で承認を得た症例に限り着床前診断を行うことができます👌

少しずつ取り入れている施設も増えてきている印象があります🦜

 

5歳までの子供を対象に、ART治療後に生まれた(PGDなし)群と、自然妊娠であるけれどもともと

遺伝性疾患のある家族から生まれている群とを比較してみましたという内容の論文になっています🦚

 

結果として、計133人の子供のうち、PGD後から 6人(5.8%)、ART(PGDなし)から4(4.4%)、自然妊娠から5(8.6)が先天的に大きな異常を示したとのことでした

ですが、身長・体重・身体まわり・肥満度指数・血圧・慢性疾患と急性疾患の発生率はどれも変わらなかったとしています

 

PGDについて、当院でもどうするか日々考え中です🥺​​​​​​​

 

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