投稿日時:2020/11/11
こんにちは
どんどん寒さが増してきましたね!
さて、本日は、題名の通り、血清フェリチンと流産に関する論文のご紹介です
そもそも、フェリチンとは、
鉄を結合して貯蔵するための蛋白で肝、脾臓、骨髄、骨盤などの組織に広く分布しており、
その分布量はおおむね血清値と相関します。鉄貯蔵マーカーとして利用されています
結果としては、
習慣性流産と診断されている女性のグループは、そうでないグループと比較して、
血清フェリチンの値が低いことがわかったとのことでした!
ただ、血清フェリチンの値が、妊娠できるかどうかや、妊娠するまでの期間と
関連しているかどうかに関してはわからなかったともあります。
論文の最後の締めくくりとしては、
低血清フェリチンが、習慣性流産と因果関係があるか、そしてそのような女性が
出産までいくために鉄分の補給が必要かどうかはさらなる調査が必要であるとなっています
何事も、過剰摂取や取らなさすぎもよくないですが、
日ごろからバランスよく栄養をとっていけるように頑張りましょう