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論文のご紹介

投稿日時:2019/10/29

こんにちは、培養室です。
夜の寒さが厳しくなってきましたね。服装に迷う日も多いですが、風邪を引かないように注意していきたいですね。

さて、本日はアメリカの論文をご紹介します。
「Embryonic aneuploidy rates are equivalent in natural cycles and gonadotropin-stimulated cycles」というタイトルで
体外受精を行う周期に排卵誘発剤を使うことで、胚の異数性の割合が増加するかを調べています。

正常なヒトの細胞には46本の染色体が入っています。このうち23本は父親由来、残りの23本は母親由来になります。
しかし、受精後のヒト胚には47本の染色体を持ったものや45本の染色体しか持たないものがあり、この胚の異数性が
流産の原因の一つとなっています。

論文では排卵誘発剤を使用しない自然周期と、排卵誘発剤(ゴナドトロピン製剤)を使用した刺激周期に分けて
体外受精を行い、胚異数性の割合を比較しています。

結果は、胚の異数性は自然周期と刺激周期で差はなかったとのことです。
胚の異数性は女性の年齢の上昇とともに増加していました。
また、正倍数性の胚の継続妊娠率についても、自然周期と刺激周期で差はありませんでした。

体外受精をする際の参考にしていただければ幸いです。

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