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自費採卵のオプションについてのご案内

投稿日時:2024/06/28

自費で採卵した際にお選び頂けるオプションのご案内です。

【胚培養】
●タイムラプスインキュベーター 0円
内部にカメラが付いているインキュベーターです。外に出さずに観察ができるため胚にストレスを与えません。また、受精や分割の様子を動画で観察することで、より詳しい胚の状態を知る事ができます。

【顕微授精】
●紡錘体観察 11,000円(税込)
通常の顕微鏡では見えない紡錘体(DNA部分)を特殊な装置を使用して可視化し、より安全に顕微授精を行う方法です。また、紡錘体により卵子の成熟度を確認できます。
おすすめの方:分割異常が多い方、通常の顕微授精では受精率の低い方、高齢の方

●PICSI 11,000円(税込)
DNA損傷を起こしていない成熟した精子はヒアルロン酸に結合しやすいという性質を用いて、ヒアルロン酸を添加した培養液に精子を入れて良好な精子を選別する方法です。
おすすめの方:通常の顕微授精では受精率の低い方、着床不全や反復流産のある方、胚が育ちにくい方

●IMSI 11,000円(税込)
通常のICSIよりも高倍率で精子を観察して良好な精子を選び、顕微授精に用いる方法です。通常の倍率では見えない精子の異常(頭部の空胞、頚部や尾部の異常など)を確認することができます。
おすすめの方:精子の正常形態率が低い方

●カルシウムイオノフォア(卵子活性化)※1 16,500円(税込)
通常、卵子は受精によって活性化され受精卵となりますが、活性化がうまく起こらず受精しない場合があります。このような症例に対し、薬剤を用いて受精に必要な活性化を人為的に起こす方法です。当院では、卵子活性化処理にカルシウムイオノフォアという薬剤を使用しています。
おすすめの方:通常の顕微授精で受精が困難な方

●ペントキシフィリン(精子活性化)※1 16,500円(税込)
TESE(精巣内精子回収法)、高度乏精子症において精子調整後運動精子が得られない、または非常に少ない場合に動いていない精子に活力を与えるため活性化処理を行う方法です。当院では、精子活性化処理にペントキシフィリンという薬剤を使用しています。
おすすめの方:TESE精子使用の方、精子調整後運動精子が得られない方

【胚移植】
●GM-CSF(マクロファージコロニー刺激因子)含有培養液 ※1 11,000円(税込)
胚の成長や着床時の免疫反応に関わるGM-CSFを添加した培養液で、胚融解した後の回復培養液として使用します。これにより、流産率を減らし妊娠継続を促す効果が期待できます。
おすすめの方:何度か移植を行っても妊娠に至らない方、反復流産のある方、高齢の方

●高濃度ヒアルロン酸含有培養液 15,000円(税込)
高濃度のヒアルロン酸を添加した培養液で、移植前に胚を浸漬します。ヒアルロン酸は粘り気が強く、高濃度のヒアルロン酸を培養液に添加することで、胚が子宮内膜に接着するのを助けると考えられています。
おすすめの方:何度か移植を行っても妊娠に至らない方、反復流産のある方、高齢の方

※1:薬剤の調達に時間がかかるため、周期開始時にお申し出ください。

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