生殖医療相談士通信（38）

投稿日時：2021/12/28

みなさまこんにちは。

12月も残りあとわずかとなりましたが、みなさま体調はお変わりございませんでしょうか？

 

今年も去年に引き続き新型コロナウイルス関連のニュースが連日飛び交い、今年の終わりにはまた新しい変異株が発生し、新型コロナウイルスはまだまだ予断を許さない状況であることに変わりはない1年となりました。

しかしながら、夏には1年越しのオリンピック・パラリンピックの開催があり、少しずつではありますが、withコロナに向かって動き出した年にもなりました。

 

当院においては、今年から新しく導入した検査がいくつかありました。

 

妊活栄養検査

精子DNA損傷・抗酸化力検査

ERA検査

子宮内フローラ検査

 

 

当院のブログやお知らせにもたびたびupさせていただいておりました。

 

不妊治療は日進月歩、さまざまな治療が日々研究されています。

しかしながら、だれもが皆妊娠に至るところまでは残念ながら行き着いていません。

そこには様々な要因があり、原因があり、残念なことに原因不明なことさえあります。

 

われわれスタッフはあらゆる可能性を考え、提案し、ご夫婦にあった治療を提供していくことで、ご夫婦のもとに早く赤ちゃんが授かるよう試行錯誤しながら日々取り組んでいます。

そこに長い年月がかかってしまう場合、結果的に妊娠に辿り着けない場合もあります。

スタッフも皆様同様、妊娠という判定に真摯に向き合い、一喜一憂しているのも事実です。

 

「妊活は辛いもの」と圧倒的に多くの方が仰います。

確かに毎月毎月、合格発表のようなもので、生理がくれば気分が沈み悲しくなり、先の見えない不安を感じることかと思います。

 

そうした気持ちが少しでも軽減できて、赤ちゃんを迎えるための楽しい妊活となっていただけるよう、われわれスタッフはこれからも日々努力していくのみです。

 

つらいこと、悲しいこと、たくさんあると思います。

疑問、質問、不安、迷い、葛藤・・・などがある場合には、医師に、スタッフに、そして生殖医療相談士の我々に、遠慮せずお話しください。

話すことで少しでも心が軽く、ストレスが発散できれば本望です！

 

生殖医療相談士として皆様の心のサポーターになれるよう、これからも努めていければと思います。

 

2022年、一組でも多くのご夫婦に赤ちゃんが授かりますように。。。

 

 

陣内ウィメンズクリニック

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