Q10
A:人によって様々なのですが、当院での主な流れは以下のようになります。
月経期:
生理開始2~3日目に来院して頂き、ホルモン値の測定を行います。また、経口排卵誘発剤の服用を開始し、卵胞を発育させていきます。
低温期:
エコーによる経過確認、排卵誘発剤のお注射のために1~2回来院して頂きます。
排卵1~2日前:
ホルモン値の測定やエコーによる経過確認により、採卵日を決定します。
排卵日:
朝9時〜10時の間に来院して頂き、採卵を行います。
同時に精子の調整を行います。
高温期:
採卵から3~5日後に来院して頂き、発育良好な胚を移植します。この日から黄体補充の薬を使用します。
移植から妊娠判定日までの間に、黄体ホルモン補充のお注射のため1回来院して頂きます。
採卵から14日後に採血によりホルモン値を測定し、妊娠判定を行います。
上記の流れから、1周期の通院回数の目安は7~8回程となります。
やはりタイミング指導などに比べると通院回数は増えてしまいますが、注射来院はせずに自己注射を行っていただいたり、採卵後に胚移植をせずに胚凍結を選択されると、周期の通院回数を減らすこともできます。